新元号・令和の 令の字 で思ったこと
新元号「令和」。
発表された書を見て、違和感を覚えたのは、わたしだけではないだろう。
新しい元号に違和感を覚えたわけではない。
違和感を感じたのは「令」の字だ。
手書きの場合、下の部分を、カタカナの「マ」のように書くことが多い。
こと、筆で書くなら、なおさらだ。
書を見たところ、先生クラスの書家が書いたことに間違いはないが、書きづらくなかったのだろうか。
ただ、筆で書かれた字で発表されたことには、少しほっとしている。
プリンターで出力されたものじゃなくてよかった。
TVの時代劇で、看板に筆文字フォントが使われていたのを見て、がっかりしたことがあった。
あと、大臣が書くという看板の字も、無理して書かなくていいのに、と思うようなものもあった。
別に上手じゃなくてもいいけれど、筆を持つ習慣はなくならないで欲しいなぁと思う。
そんな時の新元号の発表。
昭和、平成を生きてきた人にとっては「平成」の発表を、鮮明に記憶しているだろう。
「平成」のときの書と同じように、繰り返しTVやSNSのタイムラインを、あの書が賑わすことだろう。
ちなみに「令」の字は、下が「マ」でも、間違いではないとのこと。
http://www.bunka.go.jp/kokugo_nihongo/sisaku/joho/joho/kakuki/14/tosin02/11.html
どちらも、間違いではないということなので、安心した。
#新元号 #令和